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隠された最後の扉を開く、パワーペダルECU
PowerPedal Overview
パワーペダルECUは、ドライブ・バイ・ワイヤ(電子制御スロットル)方式により失われたダイレクト感を復活させる画期的な製品です。ノーマルカーからチューニングカーまで、小排気量車から大排気量車まで、マニュアルでもオートマチックでも、対応する全ての車種に目を見張る変化をもたらします。
パワーペダルECUは、アクセルから入力された信号を演算し、さらに速く反応するように最適化された信号をメインECUに送る事により、よりリニアな、よりダイレクト感のあるアクセルレスポンスを実現します。
体感度20%のパワーアップ
左図は、パワーペダルECU装着による、アクセル操作のイメージです。市販車においては、ドライブ・バイ・ワイヤの制御が万人向けに設定されている場合がほとんどで、燃費向上や排ガス低下の為に、またルーズなアクセル操作に対してもスムーズな走行が行えるように、アクセル開度が非線形制御により抑制されています。つまり従来の方式に比べて、ゆるやかに反応するようになっています。
この制御はファミリーカーの場合に顕著で、それが“ワンテンポ”遅れたアクセルレスポンス(アクセル反応)、「アクセルのつきが悪い」という感覚をもたらす原因となっています。実際のアクセル開度に応じたスロットル操作が行われない為に、ダイレクト感が大きく失われているのです。
メーカーアンケートでは、パワーペダルECUを装着したユーザーのほとんどが、20%以上のパワーアップに匹敵する効果であると答えています。
これからチューニングを始める方へ
まず最初にパワーペダルECUを装着する事によって、現時点でのその車の持つ本当のパフォーマンスを知って下さい。従来のあらゆるチューニング方法は、エンジンの出力(パワー)を求める方向ですので、それにより犠牲となるものが大きいのも確かです。ピークパワーだけを追い求めることは、サーキットを走行する一部のオーナーにとっては非常に有効ですが、それは街中を快適に走行する事を犠牲にするかもしれません。
あなたの走行目的にあわせ、理想のチューニングカーを仕上げる為にも、パワーペダルECUは必ず役立つでしょう。もしかすると、今のままでも十分だと思われるかもしれません。
チューニングカーオーナーの方へ
エアフィルターや、エアインテーク交換による吸気系チューニング。マフラー交換に始まり、エキゾーストマニホールドからキャタライザー交換にまで及ぶ排気系チューニング。次にECU(エンジンコントロールユニット)のROMを書き換え、あるいは交換し、点火時期と燃料供給量を変更するECUチューニング。今では10%〜20%程度のパワーアップは簡単に行えるようになりました。
しかしながら、あなたの車がドライブ・バイ・ワイヤ方式でコントロールされている限り、あなたのアクセル操作はそのままスロットルには伝わる事無く、そのパワーが100%活かされる事はありません。
パワーペダルECUを装着する事で、アクセル操作がダイレクトに伝わり、その車が持つポテンシャルを発揮し、本当のパフォーマンスを知る事が出来るでしょう。
ノーマルカーオーナーの方へ
パワーペダルECUは、ノーマル車にも有効です。パワーを求めるチューニングではありませんので、燃費を悪化させる事はありません。アクセル操作のダイレクト感が大幅に増す事によって、より快適なスポーツドライビングを楽しんで頂けます。
Getting Started
パワーペダルECUの取り付けにより、アクセルのオンオフ操作に対して、スロットルが今までに増して機敏に反応するようになります。従来のルーズなON/OFFだけのアクセル操作では、免許取り立ての初心者のようなギクシャクした運転になりかねません。快適なドライビングを楽しむ為には、本来の正確なアクセル操作を心がけて下さい。
How to install PowerPedal?
3ステップで、簡単に装着
パワーペダルECUは、ドライブ・バイ・ワイヤのスロットルポジションセンサーにカプラーで接続するだけです。
パワーペダルECUは、車両メーカーに合わせた独自のプラグ・アンド・ソケットシステムを採用していますので、取付も取り外しも簡単に行えます。
さらに、付属のUSBスイッチで、ON/OFF/50%/100%の切り替えが可能です。
drive-by-wire, DBW
ドライブ・バイ・ワイヤ
ドライブ・バイ・ワイヤ(drive-by-wire, DBW)という言葉をご存知ですか?
従来は、アクセルとスロットルバルブがケーブルで結ばれていましたが、現在ではスロットルの開度を物理的なケーブルではなく、電気信号(電線=ワイヤ)で制御するようになっています。
ドライブ・バイ・ワイヤ方式は、実際のアクセルの“踏みしろ”を、電子制御(ワイヤ=電線)により、スロットルを制御するモーターに信号を伝えますので、アクセル操作を従来より軽くしたり、メーカー側では右ハンドル・左ハンドル車に対応するパッケージングの自由度事が高まる事もあり、近年急激に普及しています。特に直噴エンジンの普及に伴い、ヨーロッパでは小型車にまで幅広く採用されています。
また、TCS(トラクション・コントロール・システム)やABS(アンチロック・ブレーキ・システム)、さらには車載ミリ波レーダー等と組み合わせる事により、実際のアクセル操作を電子制御する事で、高いアクティブセイフティを実現する事が可能となります。
ドライブ・バイ・ワイヤ方式の導入によって、ケーブルの劣化(伸び)によるレスポンスの悪化を防ぎ、誰もが運転し易くなったのは事実です。万人向けの快適なドライビングという意味では歓迎すべき技術です。つまり、急激にアクセルを踏み込んでも、エンジンの回転数は緩やかに上昇し、アクセルを急に離しても、緩やかに下降し、誰もがスムーズな運転が出来るようになりました。
パワーペダルECUは、そこで失われたダイレクト感、アクセルレスポンス、アクセルのつきの悪さを大幅に改善します。
エコ・チューニング
パワーペダルECUによって、燃費が悪化する事はありません。吸気系・排気系チューニングでは、エアフロセンサーによりECUが燃調を制御しますので、燃費が悪化します。また、ECUチューニングは燃調マップを濃いめに書替えるため、こちらも当然ながら燃費は悪化します。
パワーペダルECUは、スロットル操作をアクセル開度に応じて、よりダイレクトに行うだけですので、装着前と同じ回転数であれば、燃費が悪化する事はありません。
但し、パワーペダルECUの装着により、装着前と同じアクセル操作を行った場合は、より早くスロットルが開きますので、その分高回転になってしまい燃費の悪化を招く事になります。また、ダイレクト感が増す事によって、今までより高回転まで引っ張りたくなってしまいます。その場合も、燃費の悪化を避ける事は出来ませんので、予めご了承下さい。